Sorry Mommy :'(
今年は、いつも以上に母親に謝った気がする。
気がするだけで、結局、肝心なことは何も話さなかった。
ゴメンの前借りをしたかったけれど、
もうすでに限度額を超えてるし。
すべての花は、綺麗なうちに届けなければ。
知らない人ツアー
一週間、新しい人ばかりと出会った。
そのうち何人かは、もう二度と会わないのかもしれない。
でも、毎日がその連続だということも思い出す。
明日もどうか、あなたにとって大切な時間でありますように…
あれも時間、これも時間
深夜から雨。
この夏以降は何をして過ごしていたのか記憶があやふやなまま、年の瀬を迎えた。
「ありがとう」を口にしたり、積極的を装って人に話しかけたりするものの、ずっと同じことが体の奥から離れない。
外側は古くなるばかりなのに、同じ強さでヒリヒリ覚醒している。
鼓膜をワンワンと揺さぶる蝉の鳴き声のような想いが、どうしても離れない。
夏を思うのに、体が悴むなんて。