田舎の夏

限られたまともな和食店が、軒並み法事と同窓会で埋まっていた。
パソコンを使えなかったヤツらがスマホを使っていて、フリーズという言葉まで使っていた。
女子校生は脚が太くて日焼けしていた。そこに声を掛ける地元のおじさんは、事案発生の通報されなかった。
墓の団地の向こうには、ショッピングモールができていた。
そんな夏が、また今年も少しずつ去って行く。
さようなら、サヨウナラ、左様なら。
As time goes by, Let it be, or Let me free.