千秋楽

ゴルフなんか面白くなかったし
競馬も退屈だった
相撲は早く終わればよかった
かといって
難しいばっかりのニュースが
楽しみなわけでもなくて

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050531i512.htm
いつもの
日曜日の夕方
そんなに嫌なら
じーさんのところに
毎週
遊びに行かなきゃ
よかったのにさ


弟子と師匠なんて分からない
伝統の継承とかも
尊敬する父親像も


拒絶したり
否定したり
反抗したり
ある日ふと
そんなこと全てが
無意味だと気づいた時には
その男は居ない
どこにも


貴ノ花をじーさんが
好きだったかどうか
覚えてないけど
この人は最期も
土俵際まで諦めないまま
だったのかな
万年大関と言った人の何人が
自分の世界の横綱になったかな


この報道には女が
一人も出てこない方が絵になるよ
だからいつも思う
土俵に上がらせろとかゴネるのは
ただただ
みっともないんだってば
オバさん


やっぱり
初代若ノ花に
ちょっと似てたんだよな
じーさん