開く閉じる上がる下がる

数少ない運動の機会にするために、エレベーターやエスカレーターは極力使わないようにしている昨今。しかし、非常階段も探しにくい。おまけに、無理して探し出した非常階段を上っていると、警備の人の視線を感じたりして。誰もスカートの後追っかけてねーよ。


しかし、最近仕方なくエレベーターに乗るたびに感じるのは、そのあまりにも画一化されて、それでいて今ひとつなインターフェイス、使い勝手。

だからこそ、目に付いたエレベーターがある。ここのところ、時々お世話になっているここのデザインは、ベタ。超ベタ。でも、とても分かりやすい。[とじる]と[ひらく]ボタンの色を変えていること、サイズを変えていること、そしてひらがなにしていることが、花を捨てて実を取ったと言える。コテコテだけどOKな、大阪的。


かと思えば...


こっちのお洒落なファッションビルのエレベーターは、スノッブ。超スノッブ。分かる人は分かるわ、それでいいんだから、てな、東京的。実は、街中の大半はこっちに近い印象を受ける。漢字があっても[閉][開]じゃ区別つかないし、まして▲を90度回して組み合わせただけじゃ。


慣れないうちは親切丁寧がありがたい、でも慣れてしまうとうるさくなる。人付き合いにも似た感覚。「ヒトに優しい」ばかりが基準じゃいかにも頭悪そうだし、かといって我慢してきついモノ使ってても苦しいし、このバランスと落としどころが微妙なんだな。


福岡にもApple Storeが開店準備中(ビルそのものが建設中)。西通りの出口の角。

http://maps.google.co.jp/maps?ll=33.583422,130.399518&spn=0.005434,0.007624&hl=ja


店名は、「Apple Store, Tenjin」になるのかな、まあ、オープニング記念イベントとかGenius BarとかiPod nanoのオプションとかはどうでもいいんだけれど、1つだけ凄く期待していることがある。
それが、エレベーター。
Apple Store, Ginzaの印象が強いから、これの現物を見てみたい。フォントはもちろん、ボタンの機能、数、位置。ユーザビリティーを追求したインターフェイスの具現化。開閉ボタンを付けないというのは短気な客にも受け入れられるのか?

http://pcweb.pc.mycom.co.jp/news/2003/11/28/12.html


ファームウェアが定期的にアップデートされてたりして。どこかに"Designed by Apple in California"の一文が刻まれてたりしないのかな? つーか、その前に、店舗が2Fまでしかなくて、しかもエレベーターはどっかのありものでがっかりってとこかなぁ。