夢が形に近づいて

年の初め、「OLPC(One Laptop Per Child:子供一人にノートブックPC一台)プロジェクト」、いわゆる100ドルノートPCについての初夢を勝手に描いてみた
http://video.google.com/videoplay?docid=298205659497849822

やっぱり、この100ドルPC、途上国じゃなくても、自分が欲しいよ。沢山転がってるわけ分かんないアダプターだって、1種類になったら、そりゃ最高!だし。100ドルPC1台+ホントにユニバーサルなアダプターが使えるなら、私程度の人でも一人あたり、例えば途上国に20台ぐらい援助とかしてもいいよ、とか思うんじゃないかなぁ(せこ過ぎ?)。それに、ハンドル付きのラジオがあるように、安定した電源の確保って、防災上の観点からもとても魅力的だと思うんだけど。

ところが、偉い人たちはやっぱりちゃんとそこら辺のところ全部考えてたんだね、当たり前に。しかも、ヒモを引っぱると発電できるヨーヨー式発電機ってのまで!凄いなこれ、まるでウォレスの発明とでも思えるほど
http://japanese.engadget.com/2006/11/16/olpc-laptop-cm1-2b1-xo-b1/
http://japanese.engadget.com/2006/09/20/olpc-100-pc-ebay/


コンセプトが10年早過ぎたeMateにも思いを馳せつつ、これ3台買うぐらいで1台寄付ならまぁ悪くないし、$50ならホントに20台ぐらい行けるんじゃないか?
もちろん、各メーカーや流通ルートとの駆け引きや協力に、個人の転売や買い占め対策、そして何よりも各国政府との調整などなど、発売までは問題山積だろう。しかし、これだけ壮大なプロジェクトを、宣言通りのスケジュールで実機を出してみせるあたり、ネグロポンテ教授率いるチームの底力と意気込みを感じる。
これに日本語フォントが乗ったら、真っ先に身の周りのガキども(もちろん自分含めて)に使わせてみたい。久しぶりに、夢なんて字を使いたくなる程に、実はこれ、地球規模の壮大なRPGなんじゃなかろうか!?