イニングも過ぎて

日米それぞれの野球もリーグ戦終盤。
話題は既にポストシーズンと、優勝決定戦。さらには来期のチーム構想にまで及ぶ。

地元チームの体たらくはどうでもいいものの、やはり王監督の引退には思うところありました。
都会の国民的スター選手が引退し、どん底を味わい都落ちして島流し。その後、紆余曲折を経て名監督として、惜しまれつつ勇退
2009年のWBC監督を期待したいような、それはそれでさらに残酷なような、複雑な心境。
http://mlb.yahoo.co.jp/column/?n=366


去りゆくのは、人だけでなく、ハコもまたしかり。
ニューヨークでは、ヤンキースタジアムと同じく、シェイスタジアムもまたその幕を閉じる。
(ああ、どちらにも近い距離にまで行く機会がありながら、結局、実際に足を運ぶことなく歴史の一部になっていくなんて、これまた残酷すぎ…)
今年の7月には、すっかり禿げ上がり、太ったBilly Joelがラストコンサートをやっていたことなど今さら知る。
http://www.barks.jp/news/?id=1000041919

『始まりは分からなくても、終わりははっきり分かるのね』
まるで、別れる女のような台詞が頭をよぎったりして、まさに全て『過ぎゆくままに』。
一つの時代が過ぎ去っていくことをいろんな形で感じる秋の夜長でありました。