先発も実はリリーフなのだ

北京オリンピックの野球、カナダ戦を気にしつつ、打ち合わせ前の時間調整のために寄ったコンビニで、『ベースボールマガジン』などパラパラ。
野茂の引退記念特集か…特集と言ってもほんの数ページだけ。それでも、字面と写真を追っていくうちに、グッと来てしまうんだな、これが。


結局、彼がMLBで登板する試合を直接スタジアムで見る機会は一度も無かったけれど、それでも数々の歴史的な偉業が達成される瞬間と同じ時代を過ごしてきたことに、訳もなく満ち足りた気分にさせられる。


もちろん、それがもう二度と来ないことの寂しさも同時にあるんだけれども、ある意味、野茂が登ったマウンドを今、ダルビッシュや涌井、田中が「リリーフ」していってるんだよなぁ。だからこそ、次のロンドン五輪で野球が外されてしまうのはとても悲しい。


さ、しんみりしている場合ではないので、次の試合が楽しみだ(と思って、私もページを閉じて自分の零細なマウンドへ)。
確か22日の日中。また気になって仕事が手に着かない…

NOMO―星条旗とトルネード

NOMO―星条旗とトルネード