ニュースにならない実情

古くさいバーで、なぜかキープボトルの棚がキラキラ。
聞けば、すべて落ちて「ニューボトル入りまぁ〜す、強制的に(涙)」だったそうな。
しかも、揺れの方向があったらしく、同じビルでも、違う方向にボトルやグラスを並べていた店では、被害が少なかったとも。
「響17年」が「鬱17年」に見えるよ、まったく。
古いビルは工事用のシートで被われていたり、危険なビルの前のバス停がちょっと移動させられてたり。天井から何かがぶら下がっている下は、人が入れないようにパイロンが立てられて囲ってあるし。

それよりも、今泉辺りの立派なマンションで、本棚や冷蔵庫!が倒れたり、未だにガス・水道が復旧できていないらしいことに驚いた。何でも、福岡の耐震基準は満たしていたものの、まさかこんな地震が来るなんて思ってないアマアマなレベルなので、かなり悲惨なことになっているんだと。何千万も出して手にしたマイホームに、亀裂が入ったり、支柱が鉄骨剥き出しになったら、そりゃ辛いよなぁ。

玄海島以外の人たちがどうしているかなんて、あまり知られていない気がする。当たり前のことなんだけれど、TVやネットで配信されていることが、情報の全てではないことを痛感。