Kodachrome Blue

はてなダイアリーのアップデートのお知らせにそそのかされて?中途半端に、このページのレイアウトデザインをいじる。ま、いいや、永遠に完成しないのも、性分に合ってる。


その途中で、ノリでFotolifeに写真をアップしてみたりする。3 MBで20枚か。どうでもいい風に思いながら、選定、サイズやトリミングとか、やっぱり気になりつつ。この、カラー別でブラウズできる機能って、とてもいいな。 Flikrのアカウントも取ってみるかな。


ああ、しかし、Kodak Photo CDなんて、懐かし過ぎだよ。フィルムで撮影したんだね、これみんな。Photoshopであんまり編集したくならないのは、なぜだろう...?
思えば、少ない給料で買った一眼レフで、いろんなものを撮影してたなあ。マニュアルとか雑誌とか、何もお勉強せずに、ただ、撮って。でかくて重たいのに持ち運んで、スローシャッターやバルブ、フィルタとかいろいろ実験しながら、Kodachromeだ、Ektachromeだ、ネオパンだ、ってフィルム選んで。違いなんて、分かりゃしないのに。


シャッターを押して切り取られた瞬間が過去になって、
押すまでは、ずっと「今」。
現像やプリントが上がってくるまでの待ち時間が楽しかった。
現像が真っ黒で返ってきたコマにも、確かに何か写っていた。
簡単にdeleteできない分、1枚1枚にそれなりの思い入れがあった。
そのくせ、現像せずにずっとそのままで、結局、捨てたフィルムもあって。
撮るくせに、撮られるのは極端にイヤで。
アルバムだけ買ったものの、プリントは整理できてなくて。
人物や綺麗な風景を撮影したがらない自分に気づいたり。


一度、カンファレンス会場で紛失したカメラが奇跡的に発見されたから、びっくりするほど高い着払いの国際貨物でも、戻ってきた時はやっぱり嬉しかったな。それでも、執着心はいつの間にか薄れてしまっていた。オークションで落札してくれた人は、今でも、使ってくれているんだろうか?


空のブルーが、悲しいほど今でも美しいのは、西海岸の乾いた空気だったから?
デジタルだから?
Kodachromeだったから?