整理、のつもり

iTMSが日本でも始まってすぐアカウントを作って、無料曲だけダウンロードしてみた。ポッドキャスティングも、初めて日本語のコンテンツを購読してみた。そして...


曲を買う前に、まず自分のコンテンツを整理することに決定!試験前の学生かよ、俺は。


リッピングのターゲットはまず、イレギュラーな8 cmシングルCD。坊主女Sinead O'Connorのは好みじゃないが、スロットローディングじゃないドライブがあるうちに。


そして、前からの懸案、MD。沢山、不思議な音源を発見。適当なJazzコレクションや、David Sylvianはまあいいけど、そう「Muneo House」とかあった!選挙前で凄いタイミングだな。

MDからのリッピングで面倒なのは、トラックごとに別ファイルになってくれないこと。当然、再生時間以上の時間も掛かるし。データベースを読みにも行かないから、全てのタグを手動で付けなくちゃならない。


大体、誰の、何て音楽なのか分からないものもあるんだもん(どっかの中東の音楽テープ、捨てなきゃ良かった)。これを全部ハードディスクに保存して、タグ付けて、もう一回聞きたくなること、あるのか? バックアップも限界あるし。


カセットテープに録音した音楽は大事に聴いていた記憶がある。ライブ音源の放送なんて、いつもよりいいメタルテープとか使ったりして。それなのに、音質や操作の点では遙かに好条件だったにもかかわらず、短命だったMD。予想通りと言えばそうなんだけど。何だか、興味を抱く前に転校していくクラスの子のように、記憶にも残らないな。それでいて自分はまた、メディアとフォーマットのジプシーと化す。


魅力的なコンテンツなら、それに見合う手間や対価は使うつもりはあるんだけどな。今、城達也の『ジェットストリーム』がポッドキャストされてたら、ぼーっと聞きたくなったりするだろうし。