存在の代えられないタルさ

期限がギリギリに迫ったので、仕方なくPowerBookを修理に出す。メーカー側のチョンボなのに代替機など当然無し(車検の時の、良い代車ってのもあれはあれで微妙)。かろうじて許容範囲の往復合計4営業日の間、仕方なくかつありがたく数年前のPowerBookに一時的に環境移行して使う。もちろん、その移行作業に掛かる人件費はまるまる手出し。

...しかし、遅い。タル過ぎ。我慢ならん!

HDへのアクセスのワンクッションや、ちょっとした操作で表示されるレインボーサークルに我慢できない。

その間に、なぜかApple Store(リテール)でMacBook Proを触る。


カメラと目が合う、ような気がする。Mac miniもなでなでおさわり。Safariだけいじった分には、どっちも体感スピードがまぁそこそこ速いかも。それとなくスタッフに聞くと、Apple Store(ネット)限定だった2.16 GHzが1台だけ入荷とのこと。うーむ、あざとい。あざと過ぎる。ぼったくりバーと同じにおいだ。フルーツ盛り合わせなんか勝手に出される前に、にこやかに退却。

春雨に打たれながら考える。PowerPCコード以前のソフトウェア資産は記憶に無いのでまあ良しとしよう。開けないFDなんて、資産どころかゴミ以下だし。しかし、ばっさり捨てるのに惜しいのは、Classic環境で何とか動くCD-ROM作品など。特にHyperCardベースとか。なぜこうも、Jobsに上手く騙されながら、2年半ごとにウズウズしてくるかな。

でも、データとOSとCPUを自分でアーカイブする意味って、ホントにあるのか? 郷愁にいくらコストを掛けられるかってこと? いろいろ思うところはあるものの、他者に提案していた新しい作戦を前向きに検討。それについては真面目なオフィシャルサイトの方でレポートします。

存在の耐えられない軽さ [DVD]

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