とおいくに

いつも一方的に来る試練ばかりってのもアレなんで、たまにはプチ試練を迎えに行ってみる。しばらくぶりにテストを受けてみることを続けている今年。今回、TOEICを初受験したものの、反省材料だけは豊富。

TOEIC公式ガイド&問題集〈Vol.2〉

TOEIC公式ガイド&問題集〈Vol.2〉

●時間配分に注意
途中までは、割と良い感じで進んでいたにも関わらず、残り20問あたりで時間が足りない! リスニングが45分、リーディングが75分という配分は変わらないから、前者をさっさと解いて後者に時間を回すようなこともできず。
マークシートが均一に美しく黒く塗られてるかどうか気になったり、解答用紙をちょっと斜めにした方が塗りやすい角度なんじゃないかとか、自信のない回答だったらより念を込めて塗り込んでみようかしてる場合じゃありませんでした。


●読解力がより重視
今春からシステムがちょっと変わっているそうな。時間が足りなくなった敗因は、読解力とスピードがダメだったこと。新設されたText CompletionとReading Comprehension : Double passage、つまりちょっと量がある文書を読みながら解く問題で引っかかったから。
http://www.toeic.or.jp/toeic/new/new01.html
ビジネス関連なら人事やマーケティング、生活全般ならニュースや旅行に関することが出たりするのは今まで通りだとして、あんなにメールの文面が出題されるとは、ちょっと意外だったな。ネットで発注した商品の情報とそれに対するレスの文面を見せられて、『シッピングチャージはいくら?』なんてのがありました。
ネットやPCの世界にカタカナ用語が乱れている批判があっても、知っていると有利なのは確か。海外の商品を買ってみるとか、SNSサイトに登録してみるとか、映画や音楽サイト覗いてみるとか、英語圏チャットでランゲージエクスチェンジしてみるとか、怪しいエロサイト地雷をうっかり踏んでしまうとか、日頃の学習ではいろんな方法が有効だと思いました。


●筆記具もポイント
些細なことだけど、ツールも重要。字を書くどころか、ペンそのものを持つ時間が極端に減っているし、PCベースのテストばかり受けている柔な手には、マークシートの楕円をヌリヌリする手が疲れます。本当に疲れてしまって、だってこんなに真剣に塗ったの久しぶりなんだってば、LOTO 6以外で。
使うシャープペンシルや鉛筆には、グリップ部分はある程度の太さがあって、滑り止めのゴムなんかついてるのがいいかも。あと、大学の講義室の斜めになった机では、ペンがコロコロ転がり落ちないような出っ張りが必須。ペンケースとか、机に出しておけないことになってるから。
マークシート欄もそんなに間隔が広い訳じゃないので、消しゴムも細かい範囲で動ける状態だといい。小さいとか、角が尖ってるとか、削りかすが少ないヤツとか。


惨敗ではないと思うけれど、かなり苦々しい感じ。久しぶりの大学の雰囲気だなとか、この教室にはMちゃんと来たことあるんだっけとか、終わったら久しぶりにあの店で食べようとか、そういう妄想をしていると、あっという間に時間が経過してしまう。当たり前だっつーの。父ちゃん、情けなくって涙出てくらぁ。
しかし、世の中、全ての出来事には制限時間がある訳で、その中でどうやって作業配分をするかというタスクやスケジュール、ツールの管理能力って、そもそも人生の大命題だよな。惨敗はこっちのスコア!?