とおいくに2

そんなわけで、TOEICの真面目な学習ツールには、以下のものを使ってみました。

Webサイトは一通りざーっと眺めるだけでもお腹いっぱい。資格乱立の現実もたっぷり把握できます。また、書籍には書籍の良さもあるし。実際のテスト形式に限りなく近い問題を見聞きしておくのは良い練習かな。とにかく何を使うにしても、自分で制限時間をきっちり守って、せーの!でやらないと効果も半分ではないかと。

TOEICテスト新公式問題集

TOEICテスト新公式問題集

http://stepup.yahoo.co.jp/shikaku/toeic/index.html


案外有効だったと思ったのがポッドキャスト。PCで普通に再生したり、バスや地下鉄で移動中や公園を散歩中、休憩中の喫茶店で、ベッドで寝ころびながら聞けるのは、集中力と持続力に自信がない人間にはありがたい。実際、書籍に付いていたCDは、当たり前にiTunesリッピングして聞いたし、21世紀のジュークボックスは生涯学習ツールの1つか。


TOEIC関連のコンテンツにはめぼしいものがなかったので、TOEFL関連のコンテンツをiTunes Store US経由で購読したけれど、これがなかなかGOODで。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=81252523
http://www.toeflpod.com/

現実に海外でキャンパスライフを送る上で使うようなフレーズが中心なので、「TOEICに特化した受験テクニック」ではないけれど、コンテンツとしてはとてもいい。1つのエピソードは、まず、ちょっとゆっくり目のスピードで人物2人の会話、次にその解説、そしてネイティブスピーカーのスピードで会話をもう一度、最後にチェックのためのQ&Aが1〜2問で構成される。時間は20分程度と、苦にならない。時々、リップや環境音があるものの、音質もとてもクリアで聞きやすいし。読み上げられるテキストは、歌詞として埋め込まれているので、文字ベースでも確認できる。5月以降、新しいエピソードが配信されていないのが残念。


TOEIC/TOEFLに限らず、現在の試験制度は、CBT(Computer Based Testing)が主流だけど、IBT(Internet Based Testing)に移行していくはず。そう思えば、もう何かのハッタリかと思うほどゴツゴツしたPAが、講義室正面にでーんと鎮座ましましている光景も、ますます不思議に見えたのでした。


カリフォルニアのドクターのしゃべりも、日本のどっかの先生の話も、同じように聞ける世の中なんだなぁ。もちろん、まず日本語をしっかりとね。